大阪サイレン製 LED 警光灯を解剖 LF-11D 〜2〜

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それではまずは子機のほうから見ていきましょう。

▼ LF-11D の子機

実際に手に取ってみると意外と大きいモノです。

▼ 内部にある型番ラベル

子機のコネクターには黄色(+)と白色(-)の2線が出ているだけで、これに12Vの電圧を加えると光ります。制御もなにもなく自動車に付けるデイライトのように、中身はただ LED を並べた基板があるだけですね。

▼ 前面カバーを開ける

LED の玉は Flux タイプのモノで、91Ωの抵抗を介して 3 個直列につながっており、それが 6 列あって合計 18 個の LED が基板一枚にのっています。

▼ 子機搭載の LED 基板(1 枚分)の回路図

上のような回路の基板が前面に 2 枚、左右に各 1 枚、合計 4 枚使われています。この数は親機も同じです。計算により子機一台の消費電流は約1.6アンペアほどでしょうか。

▼ LED 基板の裏側

子機には他に見るべきものがないので、内部はこれくらいにして元通り組み立てます。

外観ですがさすがに作りはしっかりして、クリアレッドのカバーの周囲にはゴムパッキン、全てのビスにはパッキンが入れてあり防水対策はしっかりされております。

テストで子機単独で 12V の電圧を加えて点灯させてみたら、今まで自作してきた警光灯の明るさがお子様レベルに感じるほど爆光でした。

▼ 子機の点灯


次回、親機を解剖していきましょう。