文体

たま〜に妙にテンションが上がっていたり変にフザたような文章になることがありますが、それはその時に読んでいる本に影響されているということです。

それはともかくとして、もうここはブログなどではなく自分でも日記のような気がしてならないのですが、新しいところで書き始める際に自分のことをなんと呼ぶのか悩むところではあります。 特に男性は。

女性だと、ま、いろいろあることにはあるのですが基本的には “私” と統一でき、これを全く違和感を持つことなく使えると思います。 ところが、男性であるところの自分といたしましては、かしこまった所でもなければ “私” と使うのはまー滅多に無く、こういうところに書いているとちょっと気色悪いような、居心地の悪いような気がしてくるものです。

本家の独り言のほうではその点が気になり、あえて体育会系のように “自分” と称しており、「自分は」 「自分は」 と言っているわけですが、たまに話の流れからこの呼び方に違和感を生じることがあり、そうすると “俺” と書いてしまう場合もあります。

この “俺” という書き方。 自分以外の人間が読むこともあるという場所に書くときには、読んでいる人とどうも対等の立場で話しているような、その字がある文章を読むと幼い印象を与えるような、「俺が」 「俺が」 とはオレオレ詐欺のような気がしてしまい、普通に書いている文には中々 “俺” と書けないでいます。

ネット上の書き物でよく見る一人称を順番で並べてみると、女性の場合は、

  • ワタシ
  • アタシ
  • ウチ
  • アタイ

などがあり、男性の場合は、

  • オイラ
  • オラ
  • ワシ
  • 拙者

があります。 今思いついた限りですが。 女性の場合は “私系(私・ワタシ・アタシ)” が 3 つもあり、普段の喋り言葉でも使っているんですよね。 男性の一人称の場合、どうも下に行くほどギャグ度が高くなっていくように思います。

私の場合は俺のことをオイラとかオラとかマンガでしか聞いたことがないのですが、ワシというのは実際にお年寄りが使っていて一種感動した覚えがあり、拙者は自分のことをなんと書いたらいいのか、そんなのを一度は悩んだことありませんか?