Vista のスリープはエライ

Windows Vista になってからは電源ボタン OFF = スリープなので、使わなくなったらキーボードに付いている電源ボタンを押して一日の作業を終了し、この上ない至福のひと時である布団にもぐり込み眠りをむさぼる。


さぁ眠りに就こうかと目を閉じると「あっそうだ!明日のアレを調べとかなきゃ!」と思い出し、布団から抜け出してマウスを動かすもしくはキーボードを Hit Any Key すると、Microsoft2 秒での復帰、とは言うが、やがて 2 年近くも使用しているマシンだとさすがに 2 秒とはいかず、それでも数秒で復帰してブラウザで検索などを行うことができるのだ。


これは非常にいい。また一から OS を起動するとなるととてつもなく時間が掛かるが、夜中に思い立ち起動したらすぐに作業に移れるような機能は Windows Vista の最大の魅力だと言えるが、先日この機能に対する信頼感を高めるような出来事があった。


電源のオプションで 1 時間なにも作業をしないときはスリープするようにしているのだが、その日もいつの間にかスリープに入っていたところブレーカーが落ちて家中が暗黒の世界へと。うちは寒い時にはエアコンやらヒーターやらを各自使うので、容量オーバーでよくブレーカーが落ちるのだ。


そんな時は慌てず騒がずブレーカーを上げる。すると PC におかれましては何やらガリガリ行って動いているご様子。しばらく経つとスリープする前のブラウザとメールソフトが立ち上がった状態になっていた!


もちろん、通常の復帰よりも多少は時間が掛かるが、きちんと元のデスクトップの状態に戻っているのだ。 Windows XP だとこうはいかず、スリープ中にブレーカーが落ちるとそれっきり。 XP には休止状態というのがありこれだと電源断でも復帰するのだが、いかんせん休止状態への移行と復帰に時間が掛かり過ぎるので、「それじゃ普通の電源 ON OFF と変わらないじゃん!」と、とても使えたものじゃないのだ。


その後も何度かブレーカーが落ちその度に Vista のスリープは有難いのだが、やっぱ何度も落ちるとめんどくせぇと言えよう。