金は持たない主義 part.2
ピカード艦長「未来の経済は現在のとはかなり違う。実は 24 世紀には金は存在しないんだ」
リリー「お金がない? じゃただ働き?」
ピカード艦長「未来では富を得るために働くのが人生の目的ではなくなってるんだ。 よりよい自分になるために人類のために働く・・・君やコクレイン博士だってそうしてるじゃないか」
映画 『ファーストコンタクト』より眼下に広がる地球を目の前にしてピカードがリリーに語るひとこま。
ご存じの通り、スタトレの世界の 24 世紀の地球ではお金が存在しないことになっている。 「転送料金がかさむ」だとかいうセリフや例えばレストランのウェイターとかも報酬をもらわずよりよい自分になるため人類のためにと思って日々食事を運んでいるのか疑問なのだが、ここまでの流れは以下の内容に一切続かないと言えよう。
初電子マネー(おサイフケータイ)を使うべく、まずは手始めにローソンに行き「飲むヨーグルト ブルーベリー味」 ただ 1 本を手にとり、なるべく店内に人がいないタイミングでレジに持っていった。
何しろ初体験である。前日に ID アプリにてクレジットカード情報等の設定を行ったが、ほんとにこれで物が買えるのか。 もしなんかの手違いで拒否されて店員さんに「なにコイツw」なんて気まずい事になったりはしないだろうか。頭の中でいろんな事がぐるぐる回る。
商品に埋もれていてなんか分かりにくいその端末はより一層不安をかき立ててくれる。
そしておもむろにカウンターに商品を置くと同時に端末上に携帯も置いた。
店員さん(女)「・・・ ID ですね(無表情)」
俺「あっはい、そ、そうです」
俺「(しまったなんか手順間違えた!?(汗)」
俺 → 携帯をいったん引き上げる
店員さん → 何やらレジ操作を行う
俺 → 再び携帯をそーっと置く
携帯 → なんか光る
携帯 → ♪デロリロリン〜
俺 → ぼーっと見つめてる
俺 「・・・」
店員さん 「・・・」
店員さん 「もういいですよ」
携帯をそそくさと取り商品をさっさと取り店をサクサクあとにした。 なんだってそうだが最初は分からないもん。 もう大丈夫わかった。それ以降使えるところでは必ずおサイフケータイを使う生活だ。