娘が父親を見る目の変化
むかし読んだ小説の中で書かれていたことがずっと心に残っている。それがこれ。
- 4歳「パパはなんでも知っている」
- 7歳「パパはいろんなことを、ホントにいろんなことを知っている」
- 10歳「父さんはすべてを知っているわけではない」
- 12歳「それもそうね、父さんなら知らないのが当たり前」
- 14歳「父さん?どうしようもなく時代遅れ」
- 21歳「うちのオヤジ、2+2の答えが3だと思っているような馬鹿」
- 25歳前後「あの人もすこしはものを知っているみたい。ま、それほどでもないけど」
- 30歳「父さんの考えも知っていたほうがいいかな」
- 35歳「焦ることはないわ。どうするか決める前に、父さんの竟見を聞いておきましょう」
- 50歳「父さんが生きていたら、これをどう思うかしら?父さんはほんとうに頭がいい人だったわ」
- 60歳「もし父さんがまだ生きていて相談に兼ってくれるというなら、わたしはなにを差しだしても悔いはないわ。だって、父さんはなんでも知っていたのだから!」
別に娘じゃなくて息子でも同じ。 SF だったかと思うけども、何ていう本だったか忘れた。
それでは、よいお年を!