夜間におけるダーク系衣服着用時の被視認性

先日の夜 9 時頃、本屋さんで立ち読みでもと思い自転車に乗って家を出まして、バイパス沿いの側道をもちろんライトを点けて走っていました。 その側道というのはバイパスと樹を隔てて同じ方向で一方通行で一応歩道もあるという、たぶん何処ででも見られる構造の道路だと思います。

バイパスの右側に目的の本屋があり、生活道路から出た直後でしかももうすぐそこに見えているという関係上、いつもの通り左側ではなく右側を走っていました。 田舎なので交差点の 4 隅以外には街灯がなく真っ暗です。 こういう環境のところを自転車で通った事のある人は分かると思うのですが、車のヘッドライトの逆光により前方や地面が見難くなります。

そのような所を走っていたら、背景の歩行者用信号をチラチラと何かが横切るような感じがしたのです。 いつもの通りこれは無灯火の自転車だと思ったので、いつもの通り悪態をつきながらもスピードを緩めて過ぎようとしました。 どうせ 1 台か 2 台だろうと思ったら、なんと道一杯に広がった 5,6 台の自転車に乗った学生服を着た高校生だったのです。 もちろん、全車標準無灯火です。

こういう時は私は、相手は存在しないモノとして扱いますので、決して端には寄ったりはせず、横一杯に広がった真ん中をねらってワザと突っ込み、左右に分けさせて通り過ぎてやりましたよ。 ま、いつものことです。 いや〜こういう集団を見たらとっても嬉しくなりますね。

いつも思うんですけど、真っ黒の学生服って闇に溶け込んで見えないですよね。 さらに無灯火だったりした日には 「葬式してーのか、ばかやろこのやろーめー！」 と言いたくなります。 自転車に乗っていても、また車に乗っていても。 学生服は白っぽいものにしたほうが絶対良いと思うんですけど、なんで未だに黒とか紺とかなんでしょう。 ま、白の詰襟学生服はなんか不良が出てくる安っぽい学園ドラマの制服みたいではありますが。

ところで、写真は最近の私の外着です。 どこに行く時もこれでばっかり外出してます。 楽なので。 ファッションに疎いので、こういうのなんていうのか、正式な名前が付いているのか分かりません。 撥水性のポリエステル製で上下セットのモノでして、見て分かる通り色は白で反射材が付けてあるみたいなもんですよ。 反射材が決め手です。 これに合わせて反射材が付いているシューズも買いました。 反射材が決め手です。 一応ユニクロみたいな店で買ったんですよ。

お店にはこのウェアの色違いで黒もあって、私はどちらかと言うと黒っぽいモノが好みなんですが、それには反射材がついていなくて、夜間のことを考えた時に白のほうがいいかなと思い、最大の理由がサイズ M を所望するのに黒は L しかなかったので、こっちを買っちまった。 これで被視認性はバッチリですね。 反射しまくってます。

ただ残念なお知らせですが、シューズも含めて、夜間ライトに反射してどのように見えているのか、自分ではこれが一切分からないんですよね。 こうしてフラッシュを使って写真を撮って初めて知ったという。 街で出会ったらぜひ 「よっ、この反射野郎！」 とでも声を掛けてみてください。

もうちょっと大きい写真： ＆ シューズ：