雨は夜ふけ過ぎに雨のまま

ここ何年かで近所でも早いところは 11 月下旬頃から、電球をピカピカさせるお宅が増えてきて、ちょっと歩けばまだ田んぼが遥かな先まで続いているという閑静な住宅地にて、雰囲気も明るくなってそれはそれで良いと思います。 電気代がもったいない云々だとか、こういう無駄なことをするから云々だとか、私はそういった無粋なことを言うつもりはありません。 一年でこの季節だけですので、それぞれの家庭でやれる範囲で目立ち合いっこするのもいいと思うのです。

ただ、街中の並木通りなんかの樹木に何百メートルにも渡って何千個もの電球を灯すというのには、これだけの電気を全国的にこれだけで使っていいものなのだろうかと、別に当事者でもないんですが、正直罪の意識のようなモノが芽生えないでもありません。 でも、私は人間が出来ていないので、綺麗なイルミネーションにそんな考えは 1 秒で消えてしまいますが。

こちら九州でも私が子供の頃は、結構ホワイトクリスマスってあったんですよ。 クリスマス前日に 「明日は雪が降るといいなー」 とか思えるほど、当時は気候もそういう雰囲気でした。 でも、もうここ何年かはホワイトクリスマスどころか、12 月に雪が降るのは珍しくなり、年が明けて 1 月にならないと初雪というものが見られなくなったように思います。

こういうのも巡り巡ってあの電球が原因なのかな、とか思うと複雑な気分になります。 ところが、またまた人間が出来てない私なので、消費電力が少ない LED だから 「ま、いっか!」 とか思っちゃうんですよね。