自宅サーバ公開記 part.4

lcarsmania2008-05-16

ほっかほっか亭」の弁当は“ほか弁”と言ってたけど、すると「ほっともっと」の弁当は“ほも弁”だしなんかヤだなと思ったとかいう話は本題とはなんも関係ないと言えよう。 あ、そうそう PC の遠隔操作ソフト UltraVNC(http://kp774.com/soft/uvnc_jp/)だったね。


このソフトもともとは海外版なのだが、日本語化したバージョンがあるのでそっちを使うことにした。インストール自体は至極簡単で、基本的には“次へ次へ”で OK。 操作されるほうの PC(サーバですな) と操作するほうの PC (クライアントですな)両方にインストールし、サーバマシンで UltraVNC サーバを起動しておけば、クライアント PC 側の UltraVNC ビューワで操作が可能になる。


実際 UltraVNC ビューワを起動してメインのデスクトップ Vista マシンでサーバを遠隔操作してみるが、これがなかなかどうして。サウンドこそ聞こえないが、マウス操作はもとより、日本語 IME を起動して文字入力までもが行える。さらにファイルを送ったりなんかりも出来るときた。ここまで出来ればサーバマシンのキーボードとマウスとモニタは要らない。 WWW サーバや FTP サーバの設定やらメンテナンスを離れた場所で出来る。ぜひ取っ払っていき、本体は違う場所に置くことにした。


さて、無料のダイナミック DNS サービスへと話は進む。


ここでは ieServer.Net(http://www.ieserver.net/)というところで登録してみた。ドメインは okudagram.dip.jp を取得。 これで okudagram.dip.jp でアクセス出来るようになるが、これだけだと自分のグローバル IP が変わったらまた自分で ieServer.Net に行き、いちいち手動で IP を登録しなおさないといけない。 メンドイ。 というわけで、IP が変わるたびに自動でダイナミック DNS に登録してくれる DiCE(http://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/) というフリーソフトがあるので、これもインストールして設定を済ませておく。これでよし。


さぁドメイン名でアクセス!


おおおっ見えた!


自宅サーバ http://okudagram.dip.jp/ が世界に公開されたわけである。 サーバの電源を入れっぱなしにして朝家を出て、昼間に携帯で自分のサーバにアクセスすると「おおおおっ見れた!!」


この携帯電話はいま、電話会社所有のアンテナ基地局からインターネッツ網に入り、契約プロバイダのルータを経由して何百本だかの電柱の上に何十 Km も張ら巡らされている光ファイバーの中を通り、家のルータを通り越え 5m 伸ばした LAN ケーブルの先のあの場所に置いた今日朝から電源を入れてきたあの PC に到達し、D ドライブにある HTML ファイルにアクセスしてるんだっ!という事を考えると感慨もひとしおだと言えよう。


ところで FTP だが、Windows ファイヤーウォールFTP を通すようにしたらアクセス出来るようになったのだった。 なーんだ。


んんんっ!? なんかログを見ると変なドメインから Administrator 権限で FTP に何度もログインしようとしている輩がいるぞっ!?なんぞこれ?


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