自宅サーバ公開記 part.3

lcarsmania2008-05-14

うむ。次は FTP サーバを立ててみようかと。 Windows 上で使える FTP サーバとして Tiny FTP と NekosogiFtpd があるみたいだが、ここでは簡単だという Tiny FTP(http://hp.vector.co.jp/authors/VA002682/tftpd_frame.htm) を選んでみた。


プログラムをインストールして最初の起動時に Windows ファイヤーウォールの警告が出るので、WAN 側と Tiny FTP との通信が可能になるよう「ブロックを解除する」をクリック。 Tiny FTP の設定を行い、とりあえずユーザー名とパスワードを登録した。


さて WWW サーバは 80 番のポートを開いたが、FTP の場合は 20-21 番ポートを開かないといけない。 開けというのに開かないと言う訳にはいかないので、喜んでルータのアドレス変換設定にてサーバマシンのアドレス(192.168.1.110) と FTP ポートを登録する。80 番に続きまして 20-21 番開放〜


さてさて FTTTP を起動してユーザー名とパスワードで接続ボタンをポチっとな!


繋がらないの。


何度も 80 番ポートが開いていることを確認しても、外部からポートの開放状況を確認できるサイト(http://www.cman.jp/network/support/port.html)から調べてみると、ポート 21 が開いていないと出てくる。う〜む、どうしたものか。WWW サーバを Apache(http://www.apache.jp/) に FTP サーバを NekosogiFtpd(http://nekosogi.sytes.net/wiki/index.php?NekosogiFtpd) に変更してみたが、なにがどう間違っているのかポートが開かないし FTP できない。むむむむ!


アンチウィルスソフトを入れたりもしながら、ここは一旦頭を冷やそうとダイナミック DNS の登録に進んだ。


公開した自宅サーバにプロバイダより付与されたグローバル IP、たとえば http://210.157.221.6/(これはダミー)で外部からアクセスしても、固定 IP でない限りこのアドレスはころころ変わってしまうし、数字の羅列は覚えにくい。 これを http://xxx.jp とかで常にアクセス出来るようにしてくれるのがダイナミック DNS


ところで、光接続はADSL と違って一度リンクしたらずっとそのままであり、そのまま IP も長い間変わらないと思っていたのだが、これが意外とそうでもないのである。ルータのログを見ると結構 IP が変わっている。 ADSL のときは電話がトゥルルと鳴れば切れ、雷がピカッと光れば切れ、なんにもなくても切れ、俺の血管もブチ切れでしたが、正直「えっ光でもそんなに切れてるの?」と言えよう。


ていうか、サーバとして稼動させるにあたり本機は邪魔にならない別の場所に置きたいし、ディスプレイもマウスもキーボードもぜひ外していきたい! LAN 内の他の PC からサーバのデスクトップを見れてガシガシ遠隔操作していきたい! 遠隔で操作していきたい!! 確かそういうソフトがあったよなーと思ってたらやっぱりあった。 UltraVNC(http://kp774.com/soft/uvnc_jp/)。そう、これなんだよ!


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