スーパーアース

欧州の天文学者のチームは16日、フランス・ナント(Nantes)で行われた天文学会議で、5つの「スーパーアース(巨大地球型惑星)」を発見したと発表した。いずれも地球の4-30倍の大きさで、3つの太陽系に属している。

 今回の発見から、太陽に似た恒星のうち少なくとも3分の1(従来予測の約5倍)において、こういった発見の難しい惑星が存在すると考えられるという。またこの発見は、太陽系外で、地球に生命をもたらしたのと同様の環境を持ち得る惑星を発見する上でも貢献するとみられる。

研究チームの1人、スイスのジュネーブ天文台(Geneva Observatory)のStephane Udry研究員は「1、2年内に(太陽のような)小さい星の周りを回る、居住可能な惑星が見つかるだろう」と話す。

 報告によれば、発見された5つのスーパーアースのうち3つは、それぞれ地球より4.2、6.7、9.4倍大きく、約42光年(1光年は約9兆5000億キロ)離れた恒星「HD 40307」の周りをおのおの4.3、9.6、20.4日の周期で公転している。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2406444/3044552


続々と太陽系外惑星が見付かってワクワクさせてくれるわけだが、今回のヤツは地球から 42 光年の距離にあるということで、この数字を見て「なーんだ近いじゃん♪」とか思い始めた貴方はもう立派な SF 野郎だと言えよう。


42 光年なんて距離、スタトレのワープ 9 でいうところの 10 日しかかからない。大した距離じゃなくなくない?


普段ワープ技術が当たり前の世界ばっかりを見ていると、この数十光年先というのは、「ちょっと内政干渉してくる」くらいにしか感じなくなくない?


いや、今の技術だと 126 万年くらい掛かるがな。


現実ショック!