効くぜ
自分の場合は風邪を挽いたくらいでは薬を飲むなんて事はせず、己の体力で回復させるのを常とし、むしろ薬なんてもんは毒でありあんなもんを飲むものはこの軟弱モノめがっ!とむしろ罵ってるような人間だった。
金曜日の朝目覚めたらなんか喉の調子が悪かったが、そのまま出社して仕事をしていたら昼ごろに何だか体がだるくなってきた。全身の関節がなんと表現したらいいのかむず痛い。
風邪のひき始めである。
そのまま就業時間までなんとか過ごし帰宅する頃になると、本格的に調子が悪くなってきた。 さぁ、いつものように帰宅したら → 熱い風呂 → アイスノン → 早めに就寝 のコースと決め、夜 7 時には寝た。 体温を計ると 37 度 5 分もある。 自分の場合平熱が 35 度 6 分とかなので、これはもうかなりなもんだと言えよう。
毛布に包まって寝ている中ふと思い出す。
明日土曜日はまかせられた仕事があるんだった。 こんな体調が明日も続くようでは差支えがあるし、あまつさえ休むなんてこと絶対に出来ないし!!
23 時ごろボーっとしながら起きだし、薬箱にあるいくつもある風邪薬の中から朦朧とした頭で一番効きそうな薬を取り出して、ワラをもすがる気持ちダメ元で飲んだ。 風邪を引いて薬を飲むなんて 10 数年ぶりくらいだろう。
そしたら! 治った!
翌朝 6 時くらいには目が覚めて、ほとんど回復していたのだ。 おかげで難なく仕事をこなすことが出来た。
風邪薬ってたま〜にしか飲まない人が飲むとよく効く、という話を聞くけど、ホントに効くね。