おまえ達おちつけ

韓国のドラマが大人気で、それに出演しているやれ○様だとかやれ韓国のキムタクだとかが、テレビのワイドショーなどで盛んに取り上げられています。 腐女子ファンの黄色い歓声は凄いものがあります。 恐ろしいくらいです。
ところでいつも思うのですが、これが逆に 「女性有名人と男性ファン」 という構図だったら、絶対に好意的には取り上げられないんです。 たとえば、韓国の大人気女優が空港に到着したとして、出口付近で男性ファンの集団が待機していて野太い声で声援を送り気が狂ったように手を振る、何らかのイベントにおいてギラギラした目つきの男性ファンが最前列に陣取る、日本での買い物道中の様子を終始ニタニタした男性ファンがずーっと付いて回る。
ヲタですね。 もう。
そういうのは傍から見ているととても怪しい集団で、むさくるしく、気色が悪いという風に世間は見ますが、「男性有名人と女性ファン」 のときには不思議とそういうイメージはつきまといません。 どれだけ騒いでも女性は許されます。
男性ファンというのは差別されるという悲しいこの現実は、「笑っていいとも!」 などを見ることによっても見ることが出来ます。
ゲストで男性アイドルが訪れたときの女性の歓声は後を絶えませんが、もし女性アイドルが訪れて勇気ある男性ファンの声援が発せられた瞬間、場内が一瞬シーンと静まり返ります。 ただ名前を呼んだだけなのに。
やってることは同じなんですがね。