Web 上での文章の書き方

自分のサイトを開設してしばらくしてからですが、Web 上で文章を書く上で厳守していることがあります。 それは 「英数字は半角を使い、前後にスペースを入れる。 英数字以外でも句点の後に文字が続く場合は、その句点の直後にスペースを入れる。 ただし、読点直後に英数字がくる場合、スペースを空けない」 ということです。 具体的な例文を書いてみます。

LCARS は Library Computer Access and Retrieval System を略したもので、24 世紀の惑星連邦宇宙艦隊の船が使用しているコンピュータシステムの名称です。 Retrieval を Retrival と間違えたり、System を Systems としたりし易いので注意が必要です。』

英数字の前後と句読点の後をよく見てみてください。 スペースが秘訣です。

なぜこのような書き方をするかというと、こうしたほうが読みやすいとある時思ったからです。

ネット上には “全角厨” という言葉もあり、英数字に全角文字を用いることを忌み嫌う人がいます。 私もサイトを開設したばかりの頃、そんなことを気にせず全角英数字を使っていました。 ていうか、半角・全角ごちゃまぜでした。

ところが、なぜ全角がいけないのかという理由を目にしたら、なるほどと思い、人に流されやすい私としては 「これからは半角の時代や!」 と素直に染まり、完ぺき主義な私としては全ページを半角に直してやりましたよ。

すると、全角文字である日本語文章の中に半角英数字がポツンとあると、埋没してなんだか読みにくく感じたのです。 全角英数字だと他と対等なのでそうは感じません。

これじゃイカンということで、英数字の両端にスペースを入れてみたら、これが逆にその単語が浮き出てくるような感じになり、非常に読みやすく好都合になりました。 以後、意識してこのスタイルでいくことにしたという訳です。

今となっては全角英数を使わないほうがいいという理由も、変な言いがかりという風になりました。 半角・全角どっちでも使えばいいでしょう。 Star Trek でも Star Trek でも私は構いません。 でも、私は今さら全角英数を使おうとは思いませんね。 半角のほうが細々とした私の性格に合っていますから。

あ、別に全角英数字を使う人をどうこう言っているわけではありませんので、念のため。