桁違い

lcarsmania2005-01-07

今日付けの西日本新聞の朝刊を読んでいたら以下のような記事があり、

「宇宙最大級の爆発」

米航空宇宙局(NASA)は5日、これまで宇宙で観測された中で最も強力な爆発をエックス線宇宙望遠鏡チャンドラで撮影したとして、画像を公開した。 爆発の “現場” は、きりん座の方角に地球から十六億光年離れた銀河団。 超大質量のブラックホールから高音の物質が爆発的に吹き出したジェットが、銀河団のガスを物凄い勢いで吹き飛ばし、直径約六十五万光年もある巨大な二つの空洞を形成した。 NASAオハイオ大の研究者によると、爆発は一億年以上続いており、飛ばされたガスの料は太陽一兆個分に当たるという。

地球から 16 億光年離れているとか、直径 65 万光年だとか、爆発が 1 億年以上も続いているだとか、吹き飛ばされたガスの量が太陽の 1 兆個分だとかいう壮大なスケールに頭がクラクラすると供に、宇宙大好き! であるところの私はワクワクしました。 でも、人類は未来永劫その場に実際に行って直に目にすることはないんだろうなヴォイジャーでもムリだし、とか考えると真に残念だなというか虚無感に襲われる、というのがいつものパターンなのです。

もし仮に U.S.S.ヴォイジャーがその場に行けたとしても “瞬壊” かと思われます。

その記事を見た直後に、中国の人口が 13 億人になっちまったとか、農村から都市部への出稼ぎ労働者が 1 億 4 千万人だとか、これから 65 歳以上の人口がピーク時で 4 億人、そのうち 80 歳以上が 1 億人にも達するとか、総人口が 15 億 5 千万人超になっちまうとかいう記事を見せられても、こっちはこっちですげぇな。

どっちもゼロの数にクラクラです。