むかしむかし・・・

昔々というかこの前というか1ヶ月ほど前、あるところで固い物を食べていたら、左下の真ん中あたりの歯が少し欠けている事に気付きました。

そこで、すぐさま歯医者に行くと思ったら大間違い。 「あ〜なんか欠けちゃった(エヘっ!)」くらいに思って仕事も忙しいこともあり、そのまま放っておいたとさ。

すると、あるとき仕事先で、昼食にそば屋さんで“かき揚げそば”などを食べていたら歯に違和感を感じたので、すぐさま口の中に指を入れて奥歯ガタガタ言わしたろかいじゃなかった、該当の場所を触ってみたらさぁ大変! ポロっと取れたのがなんか白いかけらで、言わずもがな本格的に歯が欠けたのでした。

実はその部分の歯、2年程前に口腔において高速回転する物体を押し付けてミュータンス菌に侵されたエナメル質を削るという大変緻密な手作業を行われる方、いわゆる歯医者さんにおいて虫歯治療済みなので、最初てっきり詰め物が取れたものだと思っていたのですが、どうやら違うみたいでした。

これは大変!と思った私は、夜10時までやっているという歯医者さんを見つけ出し、予約を取った上で歯医者さんに行くことにしたのでした。

レントゲンの結果、詰め物が取れたとか詰め込み教育が悪いだとかお前は思い込みが激しいだろとかそういうレベルの話ではなく、虫歯にやられてもともとヤワになっていた歯が固いものを食べた瞬間にゴッソリ欠けて、しかもそれは神経のすぐ側までイっていてこのままだと神経が腐っていくだけなので、神経を抜いたあとにその穴の部分を埋めてそのうえできれいに歯を元に戻していきますね、というようなインフォームドコンセントが行われたのでした。

最初の部分の言葉でビビった私はキチンとインフォームドコンセントされているにも関わらず、「は、は、歯を抜くようなことはしないんですね?」と少々かぶせ気味で聞いてしまい、先生は笑いながら「ええ。抜く必要はないですね」と言われたので、現在の歯科治療の高度さに驚くと共に、診察台の上で横たわったまま安堵したのでした。メデタシめでたし。

じゃなかった続く・・・