パーテーション切り!

最近 Windows マシンのドライブのパーテーションをどう分割するか考えます。


今メインの Vista マシンは 160GB を C と D の 2 つに分けていますというか分けました。もちろん C にはシステムを D はデータ用としています。パーテーションを 2 つに分ける最大の理由は OS を再インストールしなければならなくなった場合、データを D ドライブに入れておけば、後のデータ復旧が楽というところから。


一昔前の Win2000 以前(WinME, Win98SE, Win98, Win95)だった頃、使っているうちにしょっちゅうハングアップしたりブルー画面が出たりして、最低でも 1 年に 1 回、ひどいときは半年に 1 回くらいの頻度で OS の再インストールをしていた記憶があります。つまりハードディスクをシステムとデータの 2 つのパーテーションに分ける意味が十分あったわけです。


しかし、Win2000 以降、この OS 再インストール儀式を行う頻度がぐんと減りました。実際に Win2000 時代に一度も再インストールした記憶がありません。いや、正確には自作 PC なのでマザーボード、HDD その他パワーアップのため、途中で再インストールしましたが、その時も OS 自体に不具合があったわけではありません。結局その後 3 年以上そのまま使ったと記憶しています。


頻繁に OS を再インストールしないで済むようになり、またどの PC でもアクセス出来るようたいていのファイルはネットワーク HDD に置くようにしていて、自前でデータを持つということも少なくなったいま、果たしてクライアント側にデータ用として D ドライブを作る必要があるのかどうか。


やれスワップファイルは別ドライブがいいだとか、システムとデータは分けていたほうがファイルへのアクセスが速くなるだとか。一時期は PC 雑誌に踊らされて C システム用、D プログラム用、E データ用、F バックアップ用・・・と分けてた時代もあったけど。


もちろん、ネットワーク HDD がある日突然壊れるという可能性も捨て切れません。でも、データ用の D ドライブがある日突然壊れる確率と比べたらどうなのかなと。HDD も昔と比べて頑丈になっているようだし。


分けるべきか分けざるべきか。それが問題です。