小学生の頃の思い出

小 1 で町内の新入生の歓迎会に出席したら、隣に座った女の子が話しかけてきてそれ以来仲良くなる。とにかく引っ込み思案で小 1 時代は誰も友達ができなかったのに、なぜかその女の子とだけは心を開いてなんでも話せた。クラスは違ったけど、下校のときは待ち合わせて一緒に帰ったっけ。平気でコップの回し飲みとかしてたもんなー。いわば間接キスってやつですかい。帰ってからランドセルを置くとその子の家に遊びに行くのが日課。ほんと、あの頃はその子としか遊んでない。中学に入ってからはお互い意識して自然と会わなくなった。今頃どうしてるんだろ。


ファミコンとかなかった(発売されたのが小 5 か 6 だったか)ので、毎日友達と暗くなるまで遊ぶ。自転車で意味もなくアチコチ走り回ったり、近所の公園で駆け回って遊んでいたら親がやってきて「いつまで遊んどっとか!」と怒られたり。周りはまだ田んぼだらけだったから、刈り入れ後の田んぼの中でワラを集めてやぐらを作ったり。春になると一面れんげ草のじゅうたんになるので、とにかく転がって遊んでいたな。


学校の裏門の隣に駄菓子屋があって、10 円とか 20 円の今から考えると得体の知れないようなお菓子をよく買って食べてたな。ペットボトルとか存在しなくて、ジュースは缶(しかもスチール製)かガラス瓶。自販機には 1.5ℓ入りの瓶入りコーラとかスプライトとかあって、お金を入れてレバーを捻ると「ガラガラドンっ!」という物凄い音とともに落ちてきたな。その瓶をお店に持っていくと 1 本 20 円くらいで引き取ってくれる。


「科学と学習」とかいう雑誌がありクラスでも 1/3 くらいとっていたけど自分はとって貰えなかった。その代わり幼稚園から中学 3 年まで学習雑誌をずーっと買ってもらってた。小学何年生とかのアレね。これにはホント親には感謝してる。中学のときは「中○コース」と「中○時代」と 2 種類あったけど、3 年のときだけ時代に浮気。「たのしい幼稚園」の時から実は付録が一番の目的だった。特に工作系のやつが好きで、手先の器用さを親にも認められてハサミと糊を使っていろいろ作ったな。もう幼稚園の頃からプラモデル作ってたもん。幼い頃からのこの手先の器用さが今の仕事に結び付いてるのかもね。


土曜日は半ドン。きっと今の 10 代の人知らないでしょ。土曜日はお昼までだったんですよ。学校は。だから 1 週間のうちに一番テンションが上がるのが土曜日。「やったー終わったー!昼メシ食ったら○○ん家に集合ね」と打ち合わせ。ダッシュで家に帰ると母親が袋入りラーメンを作ってくれるので、「お笑いスター誕生!!」をテレビで見ながらかき込む。約束の時間に遅れてはなるまいと自転車でGO! 先生の家に遊びに良くとやっぱりラーメンを作ってくれて、皆で食べたっけ。先生は絶対でよく怒られてガツンとやられもした。


書いてると懐かしくなってキーを打つ手が止まらなくなる。。。