20日午後8時15分、祖母が86歳で亡くなりました。老衰です。

まだ本サイトの「独り言」をガシガシ書いていた3年前、祖父が亡くなりその時の想いをいろいろ綴った(まーヒマだったらアーカイブを検索してみて下さい)のですが、かのコンテンツも無期限停止状態の現在、こういうのを記録しておくところはここしかない訳なのです。

祖父と祖母は3歳違いなのですが、奇しくも祖父が亡くなってちょうど3年目の同い年に亡くなりました。祖父のときは長期入院のあと痴呆が入って最後は誰が誰だか分らないまま亡くなったのと比べ、祖母は亡くなる4日前の日曜日に会って会話し、その3日後に入院し翌日亡くなった訳ですから、病院嫌いの祖母からしても良かったといえば良かったのでしょう。

足が不自由な以外は体はどこも悪くなかったのですが、最近は若干痴呆の兆候が見られていたのは確かです。でも、毎日曜日ごとに顔見せに行っていてそれがつい4日前なのに、入院して危篤状態の報を受けたときは「まさか」といった感じでした。実際、病院の血液検査でもどこにも異常はなかったそうです。

祖父の場合は最後のその瞬間に数分遅れで立ち会えなく悔しい思いだったんですが、今回は最後の瞬間に立ち会えました。呼吸の間隔がだんだんと開いていき、最後は眠るように逝きましたが、目の前のその光景がしばらく頭から離れそうにありません。

さて、この話はこれくらいにしておきましょうか。