メディアの耐久性

lcarsmania2008-02-26

かつて PC の HDD 内のさしあたって必要の無いファイルは CD-R に焼いて保存していたものだ。 そのバックアップ CD-R は不織紙製の CD ケースに入れ、押入れの中に保存していたものだ。 それを「うぁこれ無駄!バッカじゃねぇの今どきなんで CD-R ? こんなに何十枚もあって邪魔だし何枚かを 1 枚の DVD に焼直せばスッキリメデダシではないか?」と昨日夜思ったものだ。


そこで、この CD-R に焼いたであろう動画や音楽やファイルやらを一旦 HDD にコピーし DVD に焼き直すぞ大作戦を決行することにした。 あ、ここで気づいたけど、この CD って焼いてから初めて開くよね。


さて、サッさとコピーしてっと・・・えっ読み取りエラー!?


ドライブがギュンギュン唸って一生懸命読み取ろうと頑張っている音がするけど、読み取れないディスクはどんなにあがいても読み取れない。ディスク内の特定のファイルだけが読み取れないもモノもあれば、ディスク自体を認識してくれないモノもある。30 枚くらいあった CD-R のうち 10 枚くらいはそういったディスク。 今から 8 から 5年くらい前までに焼いたモノなのに、見事にメディアが劣化していたのだった。


やっぱ安モンのメディアはいけないというのを今更ながらに実感。 記録層が小さく剥がれてたのもあったし。 比較的名のあるメーカー製のディスクは大丈夫だった。比較的、というのは名のあるメーカー製の CD-R でも一部読み取り不良なものがあったから。 う〜ん・・・。


CD-R とか出た当初は保存年数 100 年とか言ってたような気がするが、あくまでもそれは理想的な環境下で保存した場合での話であるけど、今回わずか数年前に焼いた CD-R が読めなくなってたなんて少しショック。ま、元々失っても大した精神的ショックを受けないファイルばっかしだったけど。


コピーできた全ファイルを合わせても 20GB ちょいだったので、未だ HDD に退避中。 これを DVD に焼くべきかどうなのか悩み中なのです。 ていうか、貴様らはこんだけの場所を取ってやがりながらたった 20GB なのかよ!と言えよう。