自転車用ライト(明るさ 512 ルーメン)

前回紹介したライト DOSUN A2 ですが、恐らくほとんどの人が満足してしまう明るさの自転車用 LED ライトだと思われます。

ところが、なんか同じメーカーから最強に強い LED ライトが出てるじゃないですか! MAX 512 ルーメン!

LED マニアとしては、これはもう試してみたくなるじゃないですか! と言う訳で 2 週連続で同じショップで注文するという。

バカですね。


※リンクは旧モデルで今は新モデルが出てます。

▼ なんかケースに入ってる

さすが高いだけのことはあります。 自転車ライトごときに 2 万 ですよ。 信じられないでしょ?

この位の明るさになると本体とバッテリーが別ユニットになります。 バッテリーはリチウムイオン充電池で、このパックをベルクロテープで車体に留め、ハンドルバーにラバーバンドで固定したライト本体とケーブルで繋ぐというスタイルになります。

▼ ライトとバッテリーパックを取り付けたところ

ライト本体は意外と小さく邪魔になりませんが、バッテリーパックは思ってたより大きいです(140 mm x 60 mm x 25 mm)。 また、ハンドルへの取り付けですが、付属のラバーベルトが柔らかいので、きつく巻いてもなんだか保持力が弱いような気がします。 段差で上下の向きが変わってしまい煩わしいので、ちょっとこれは後で取り付け方法を考えないといけませんね。

さて、肝心の点灯モードですが、4 パターンあります。 まず、明るさが Hi モード(100% 点灯)と Low モード(60% 点灯)、次に強度が Hi ビーム(4 chip 発光)と Lo ビーム(2 chip 発光)とあり、これを組み合わせて使うようになっています。

暗くなるのが楽しみ♪



▼ そして点灯!!

「うはーすげぇー!」

その明るさには驚きと感動で胸が一杯になりました。 今までの LED ライトは何だったんだろうと。 ハッキリ言って、普段はこの Low モードの Lo ビーム点灯で十分です。

これだけ明るくても、このライトも対向者が眩しくないように水平には光が行かないようになっています。 DOSUN A2 もそうですが、LED チップから出た光を直接前方に照射するのではなく、一旦レフレクターに反射させているからだそうです。

さて、上の写真を見てもらうように、これだけでも十分明るいのが分かってもらえたと思いますが、Hi モードの Hi ビーム点灯を試してみましょう。



はい。 それではどうぞ。





▼ Hi モードの Hi ビーム点灯!

もうね、警察官の職務質問を受けるレベル。

自転車のライトとは思えんわ。

感覚的にバイクのハロゲンライトより明るく自動車の HID ライト並みです。 Hi ビームにすると 30m 先も余裕で照らす事が出来ます。実際にこのモードで街灯の一切無い田んぼの中の道を走ってみましたが、全く不安がないレベルの明るさでした。

だだし、このモードだと自動車の Hi ビームと同じで対向者には迷惑になるので、常用すべきではありませんね。 眩しいどころの話じゃありません。


さてさて、自転車用ライトを今まで色々探し求めてきましたが、自分の中ではもうコイツで打ち止め!って感じです。 今のところこれ以上のライトは見付からないだろうし、もうこれ以上明るくしても帰宅時の夜道での使用程度にはオーバースペックだろうなと。

さすがに好きモノの自分も最初は 2 万円もする自転車用ライトに躊躇しましたが、この明るさは一度味わったら他のライトが蛍の光に思えてもう元には戻れない感じです。 自転車用ライトで最終兵器をお探しの方、これを試してみてはいかがでしょう?