自転車用フロントライトの改造 〜2〜
前回の続き。 ライトを分解します。
心臓部は JR1581 という型番の恐らくマイコンが使われています。回路は以下のようになっていました。
分解中「これが PIC だった良いな〜」と密かに思ったのですが、残念。
さて、最初は例のごとく削り基板で行こうかと思ったのですが、よく見ると 8 ピンのフラットパッケージなので、同じ PIC12F629 が使えるじゃないですか。
と言う訳で、この基板の部品を剥がしてルートをちょっと変更して流用する事にしました。
▼ 剥がした JR1851(左)と代わりの PIC12F629(右)
回路は今まで作ってきた警光灯型テールライトと同じです。
元々の回路パターンと見比べて、カットしたりジャンパ線で上図の回路を作っていきます。
ハンダ付けが終わったら PIC へのプログラムですが、これもテールライトのモノをそのまま使います。
点灯確認が取れたら元通りに組み立て直します。
写真ですでにお分かりかと思いますが、ハメ合わせ部分にはパッキンなどが一切ないので、自転車のハンドルに取り付ける前提なのに非防水です。 一応パッケージには 「生活防水」 とは書いてありますが、隙間だらけでとてもそのような感じではありません。 恐らく雨降りの日に走行したら内部に水が浸入するでしょう。
でも、この価格帯のライトはどれも同じような物ですね。
▼ SAGISAKA製フロントライト改造
せっかくなので自転車にフル装備してみました。
▼ 改造した警光灯型ライトを自転車にフル装備
これで夜道を走行したらかなり目立つでしょうね。 でも、 テールライトは実際に付けて走行していますが、今回作ったフロントライトは取り付けて走行する勇気はありませんです。