晴れ
[製作]基板設計ソフトウェア
回路図エディタには BSch3V というフリーソフトを使っています。
で、当たり前ですが BSch3V では基板は作れません。 その昔、基板を作った事は何度かあるのですが、その頃は感光基板上に直接マスク(レタリングシート)を貼り込んでいく方法でした。 まさか今の時代これをやる訳にはいきません。 回路図から基板レイアウトを作りプリンタでマスクを作るという事をやりたい訳です。
そこで過去に DesignSpark PCB というフリーの基板エディタを使ってみたことがあります。
回路図作成から基板設計まで出来てプリント基板の 3D 表示まで出来ると言うので、チュートリアルを読みながら手探りで勉強するのですが、操作方法や仕様に一癖も二癖もあってどうも自分には合いませんでした。 間を開けて 2 回も挑戦しましたがどーしても無理でした。 ライブラリーは豊富なんですけど、ver4 からオンラインになってなんか使いにくく感じます。日本語化されていないというのも理由の一つです。
▼ 回路図/PCBレイアウト用ツール 「DesignSpark PCB」
結局「やっぱムリー、メンドクサイ」とユニバーサル基板ばかり使う日々が続いていたのですが、これだといつまでたっても進歩がありません。
他に何かないかと探して、最近 CADLUS X というフリーの基板エディタの存在を知り、純国産のこれはいけるかと思いチュートリアルを見ながら勉強してみます。
結果、 ライブラリの扱いが面倒だなーとは思うものの、少なくても「DesignSpark PCB」よりは扱いが楽に感じます。 「よし、これでいこう!」と思いながらも、試しにほかにはないだろうかと探していたら KiCAD というフリーの基板設計ソフトの存在を知りました。
▼ オープンソースのPCB CAD「KiCad」
同じくチュートリアルを読みながら勉強してみると、これが今までで一番スーっと入ってくると言うか、自分の感覚に一番合っているような気がするのです。
そして、ちょうどトランジスタ技術の今月(5月号)に基盤作りとして 「KiCAD」 の使い方が載っているとの情報を得たので、早速本を手に入れて KiCAD の使い方を勉強しているところです。 やはり本を見ながらの学習はモニタ上のチュートリアルとは違って非常に見易いですね。
今のところこの KiCAD をメインで使おうと思っています。 もし基板が作れるようになったら、最初に警光灯ユニットを作り直してみようかな。