消防車用 LED 警光灯ユニットの製作 〜基板レイアウト〜

KiCad は回路図エディタ Eeschema にて回路図を描いたあと、CvPcb というツールにて部品とフットプリントを一対一で割り当てていきます。

▼ CvPcb


次に Pcbnew というツールにて基板レイアウトを作ります。 出来るだけ最短距離になるよう部品を置き、出来るだけジャンパしないような配線を心がけます。

KiCad が片面 1 層基板に対応していなく裏面にも配線してしまい使えないので、男なら自動配線機能など使わず手作業です。 もし部品間の配線に行き詰ったら一からやり直し。 部品の配置と配線を直して基板を仕上げていきます。

▼ Pcbnew


Pcbnew で基板レイアウトが固まったら一旦紙に印刷して、足のピッチが合っているか無理をしている個所が無いかなどよく確認します。

▼ 紙に印刷してみて確認


KiCad には作った基板を 3D で見る便利な機能があります。 それで部品同士の取り合いや最終的な完成イメージを確認できます。

▼ 3D View で確認中


「オゥ! 電解コンデンサ同士がキツキツだわ」とか「オー シット! 部品の足が穴からズレとるやんけ」とか「ガッデム! ダイオードのハンダ付け出来やしねぇ」とかが分かり非常に助かります。


Pcbnew で部品再配置して再配線して 3D で確認してを数回繰り返しました。 3 日間ほどかけて。


こうして納得いくまで仕上げていきましょう。