ハーモニックサイレンアンプ自作 〜7〜
最初の頃からまたちょっとだけ仕様変更です。
- 標準はハーモニックサイレン仕様、基板上のピンヘッダでノーマルピーポーに選択可能
- [ピーポーボタン]でサイレンのオン・オフ
- 本物のサイレンのようにピーポーはフェードインで始まり、[停止ボタン]を押すとフェードアウトで停止する
- [モーターサイレンボタン]を押すと電子モーターサイレンを吹鳴、もう一度押すと停止し、ピーポーサイレンに戻る
いまのところこれでいきます。また変更するかもしれません。 現在、3 番まで実装済みです。
実は電子ボリュームの制御プログラムに手間取りまして、なんとか完成させたのが実験開始から毎日やって 2 週間掛かったというレベルですよ私は。
電子ボリューム IC の LM1972 には PIC からシリアルで命令を送らないといけないのですが、実際にやってみるとボタンを押すたびにフェードが上手くいったりいかなかったり。 プログラムを見直しテストを繰り返すが、もうどこにも間違いがないという確信を持っても上手く動作しないので、もう最後のほうでは途方に暮れ「もういいや・・・フェードイン・・・」と諦めるところでした。
ま、結論から言うと命令制御の前にウェイトを入れるという単純な事でした。 全体コントローラー用 PIC から電子ボリューム制御用 PIC に命令を送る仕様にしているのですが、PIC は内部クロック 4MHz という低速なので(1 命令 1μS)、仕様上ウェイトなしでも十分いけると思ってました。
なんという事でしょう! ここに NOP 命令 20 個(つまり 20μS のウェイト)を入れる事により完ぺきに動作するように(ちなみに 10μS だとちょっと不安定)。
たしか DDS の制御の時もこの問題を体験してたね。
▼ 実際の動作風景です
あ、そろそろ ヘタのモノ好き - トップページ にまとめないと。