LED 警光灯フラッシュユニット rev.2 〜2〜

[MOS-FET モジュール部]

MP4401 の代わりに NDS9936 という N チャンネル MOS-FET が 2 回路入っているモジュールを使ってみます。

NDS9936 データシート(PDF) - Fairchild Semiconductor

試しに 300mA 程度の LED ユニットを点灯させても問題なく動作しました。 フラットパッケージなので、全てチップ部品にして基板の小型化をしてやろうと設計し始めましたが、手間暇に負けて途中で止めます。 基板サイズは前作のまま(75mm x 49mm)。

今回も出力は 4 チャンネルなので、この MOS-FET を 2 個使います。


[DC-DC コンバータ部]

リニアレギュレーター LM78xx と置き換え可能という DC-DC コンバータ M78AR05-0.5(入力 6.5〜32V、出力 5V 500mA)というのを使ってみましょう。 前作の LM2594N5.0 は外付けにショットキーダイオードコンデンサ・コイルが必要だったのに対し、なんと M78AR05-0.5 は外付け一切なし。素晴らしい。これに決定!

M78AR05-0.5


[電源入力・チャンネル出力部]

前作では電源入力と LED ユニット接続は長さ 100mm の赤黒線をはんだ付けした物を引き出しただけのモノでした。

▼ 左側が電源入力線・右側が 4 チャンネル分の LED ユニットへの線

このリード線にギボシ端子など使って勝手に繋いで、という思いでしたが、この部分をスマートにターミナルブロックにしてみます。

▼ ねじ止め式のコレ


[フラッシュパターン数]

前作では 2bit の DIP スイッチで 4 パターン(トリプルフラッシュ 同時/交互、ランダムフォー 同時/交互)でしたが、今回は 4bit の DIP スイッチを用いて全 16 パターンを実現します。トリプルフラッシュ/ランダムフォー以外にも興味を惹かれるパターンを教えて頂きましたので、それを再現してみます。


あとは LED ユニットを接続しなくてもこれ単体でフラッシュパターンが確認できるようにモニター LED もつけてみます。 そうなると 12F629 だとピン数が足りなくなったので、上位の 16F628A を使うことにします。

そうそう、やっぱり PIC の ICSP は見送ることにしました。面倒。


▼ 回路図